
355nmCWレーザーはNd:YVO4結晶で発生される1064nmレーザーとその第二高調波である532nmレーザーとの和周波により得られます。355nmのCWレーザーは安定して発振させるのが極めて難しく、Cobolt社の製造技術の高さを物語る製品と言えます。 Cobolt社製のレーザーはHTCUREテクノロジー(筐体内光学部品硬化・固定技術)により堅牢な接着、機械収縮を低減し耐衝撃性及び耐湿性に優れ、極めて高い信頼性を誇っております。
製品の特徴
- 優れた光学的安定性と長い可干渉距離
- 良好なビーム品質 (M2<1.1)
- 独自のHTCure技術による超堅牢な密閉パッケージがもたらす高信頼性
- 12ヶ月保証
- PCからの簡単制御
Coboltの355nmレーザーを用いた論文
- ナトリウム(Na)ドーピングによるZnO薄膜の電気的および光学的特性の探求
- 自己注入ロック薄膜再生レーザー増幅
- 紫外線近接照射がデジタルホログラフィック干渉計を用いたバロアダニに及ぼす影響
- ユウロピウム添加セリアナノ構造体の形態と構造欠陥に関する知見 ―赤色発光デバイス向け光電子応用に向けて―
- 可逆的失活を示すマンガン触媒のアルケン酸化および過酸化水素不均化反応における挙動
その他の論文要約はCobolt論文検索ページをご覧ください。
製品仕様
| 仕様 | 355nmレーザー Zouk |
|---|---|
| 出力 | 10mW, 20 mW |
| ビーム横モード | TEM00 M2 < 1.1 |
| ビーム径 | 700 μm ±100 μm |
| ビームシンメトリー | > 0.90:1 |
| スペクトル幅 | < 1MHz |
| ノイズ(pk-pk) 20Hz〜20MHz | < 2% |
| ノイズ(rms) 20Hz〜20MHz | < 0.2 % |
| 長時間安定度(±2℃, 8時間) | < 2% |
| 拡がり角 | < 0.8 mrad |
| 波長安定性(±2℃, 8時間) | <1 pm |
| 消光比 | > 100 : 1(垂直) |
| 通信 | RS-232または USB |
| レーザーヘッドサイズ | 125 × 70 × 45 ㎜ |
| コントローラーサイズ | 190 x 72 x 28 ㎜ |
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Coboltとは
Cobolt(コボルト)はスウェーデン発の高安定 CW レーザーメーカーで、共振器内部の光学素子とマウントの熱膨張係数を最適化することで高温接着を可能にする HTCure® 技術を採用しています。この独自の封止構造により、優れた耐振動性・耐衝撃性・長期安定性を実現しています。
また Cobolt の固体レーザーはシングル縦モード発振、低ノイズ、高ビーム品質(M²≈1.1)を備え、ラマン分光、蛍光顕微鏡、ホログラフィー、干渉計測など幅広い用途で利用されています。
さらに工場出荷前には厳格なエージング試験と品質評価が行われており、研究機関から産業用途まで高い信頼性が認められています。
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