
バイオアプリケーションによく使用されている488nmレーザーは可干渉性が低い問題がありましたが、波長488nmに近いCobolt社製491nmレーザーは固体レーザーのため488nmレーザーでは達成できないアプリケーションに有力です。
Cobolt社製のレーザーはHTCUREテクノロジー(筐体内光学部品硬化・固定技術)により堅牢な接着、機械収縮を低減し耐衝撃性及び耐湿性に優れ、極めて高い信頼性を誇っております。
製品の特徴
- 優れた光学的安定性と長い可干渉距離
- 良好なビーム品質 (M2<1.1)
- 独自のHTCure技術による超堅牢な密閉パッケージがもたらす高信頼性
- 24ヶ月保証
- PCからの簡単制御
Coboltの491nmレーザーを用いた論文
・三次元アゾポリマーマイクロ構造のホログラフィー構造光を用いた成形
・コリメート3軸ズームシステムによる干渉ベッセルビームのサイドローブキャンセル
・高速3D超解像イメージングのためのピクセル再割り当てラインスキャン顕微鏡
Cobolt論文検索ページをご覧ください。
その他の論文要約は491nmレーザーのシリーズ
04シリーズ

初期からある全て固体レーザーのシリーズとなり、ファイバーピグテイル及びAOM付モデルもございます。
491nmレーザーの最大出力は100mWとなります。
05シリーズ

強励起が必要なレーザー波長を発生させるため、最も大きな筐体サイズとなります。
04シリーズよりも高い出力で発振可能の他、320nmや355nmレーザー光など、他のシリーズでは得られない波長を発振することができます。05シリーズ 491nmレーザーの最大出力は200mWとなります。
製品仕様
仕様 | 491 nmレーザー Calypso | |
---|---|---|
04シリーズ | 05シリーズ | |
波長 | 491±0.3 nm | 491±0.3 nm |
出力 | 50, 75 mW | 200 mW |
ビーム横モード | TEM00 M2 < 1.1 | TEM00 M2 < 1.1 |
ビーム径 | 700 μm ±50 μm | 700 μm ±50 μm |
ビームシンメトリー | > 0.95:1 | > 0.90:1 |
スペクトル幅 | < 1 MHz | < 500 kHz |
ノイズ(pk-pk) 20Hz〜20MHz | < 3 % | < 2 % |
ノイズ(rms) 20Hz〜20MHz | < 0.3 % | < 0.2 % |
長時間安定度(±2℃, 8時間) | < 3% | < 2% |
拡がり角 | < 1.2 mrad (全角) | < 1.1 mrad (全角) |
波長安定性(±2℃, 8時間) | <1 pm | <1 pm |
消光比 | > 100 : 1(垂直) | > 100 : 1(垂直) |
通信 | RS-232または USB | RS-232または USB |
レーザーヘッドサイズ | 102× 60 × 40 ㎜ | 125 × 70 × 45 ㎜ |
コントローラーサイズ | 190 x 72 x 28 ㎜ | 190 x 72 x 28 ㎜ |
※ファイバーピグテイルタイプの仕様は下記の04シリーズデータシートにございます。
04・05シリーズ データシートダウンロード
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