
553nmレーザーは、固体レーザーでありながらkHレベルの強度変調が可能です。Cobolt社独自のHTCURE技術(光学部品の硬化・固定技術)を採用することで、接合部分の高い耐久性を実現並びに機械的収縮を抑制し、優れた耐衝撃性と耐湿性を兼ね備えることで、長期間にわたり高い信頼性を維持します。
製品の特徴
- 優れた光学的安定性と長い可干渉距離
- 良好なビーム品質 (M2<1.1)
- 独自のHTCure技術による超堅牢な密閉パッケージがもたらす高信頼性
- 24ヶ月保証
- PCからの簡単制御
553nmレーザーのシリーズ
06シリーズ


近年登場した最も小型なシリーズです。主に150 MHzまでの変調可能な半導体レーザーとなりますが、532nm, 553nm, 561nm のkHzレベルの変調可能な固体レーザーもございます。また、ファイバーピグテイルオプションをお選びいただけます。
06シリーズの561nmレーザーは最大出力は200mWとなります。
製品仕様
06シリーズ(高速変調タイプ)
| 仕様 | 553nmレーザー |
|---|---|
| 波長公差 | 552.8 ± 0.3 |
| 出力 | 25, 50, 100 mW |
| 広がり角 | < 1.2 mrad |
| ビーム横モード | TEM00 M2 < 1.1 |
| ビーム径 | 700 μm ±70 μm |
| ビームシンメトリー | > 0.95:1 |
| スペクトル幅 | < 1 MHz |
| 光ノイズ(rms) 250Hz〜2MHz | < 0.25 % |
| 長時間安定度(8時間) | < 2.0 % |
| 消光比 | > 100 : 1 垂直 |
| デジタルパワーモジュレーション | 変調周波数:DC-1 kHz 消光比> 10 000 000 : 1 (>70dB) |
| アナログパワーモジュレーション | 変調周波数:DC-1 kHz 消光比> 10 000 000 : 1 (>70dB) |
| デジタルカレントモジュレーション | 変調周波数:10 kHz |
| アナログカレントモジュレーション | 変調周波数:10 kHz 消光比> 10 000 000 : 1 (>70dB) |
| 通信 | RS-232又はUSB |
| レーザヘッドサイズ | 100 × 40 × 40 ㎜ |
| コントローラサイズ | 82 x 56.6 x 32 ㎜ |
| 保証期間 | 24ヶ月 |
06シリーズ データシートダウンロード
Coboltとは
Cobolt(コボルト)はスウェーデン発の高安定 CW レーザーメーカーで、共振器内部の光学素子とマウントの熱膨張係数を最適化することで高温接着を可能にする HTCure® 技術を採用しています。この独自の封止構造により、優れた耐振動性・耐衝撃性・長期安定性を実現しています。
また Cobolt の固体レーザーはシングル縦モード発振、低ノイズ、高ビーム品質(M²≈1.1)を備え、ラマン分光、蛍光顕微鏡、ホログラフィー、干渉計測など幅広い用途で利用されています。
さらに工場出荷前には厳格なエージング試験と品質評価が行われており、研究機関から産業用途まで高い信頼性が認められています。
総合カタログダウンロード
お問合せフォーム
この製品についてのお問合せ・資料請求
※弊社の個人情報取り扱いについてプライバシーポリシーをご確認の上、お問い合わせください。



