
660nmレーザーは、1320nmの基本波を非線形結晶を用いて周波数変換(第二高調波発生)することで発生される赤色レーザー光源です。
Cobolt社独自のHTCURE技術(光学部品の高温硬化・固定技術)により、接合部の強度を高め、機械的収縮の影響を抑制することで、優れた耐湿性・耐衝撃性を実現し、長期間にわたって安定した動作と高い信頼性を維持します。
Coboltの660nmレーザーはシングル縦モードのため、ラマン分光やホログラフィに適しております。
また、高速変調も可能な660nm半導体レーザー(06シリーズ)もございます。
製品の特徴
- 優れた光学的安定性と長い可干渉距離
- 良好なビーム品質 (M2<1.1)
- 独自のHTCure技術による超堅牢な密閉パッケージがもたらす高信頼性
- 24ヶ月保証
- PCからの簡単制御
660nmレーザーを用いた論文
- 反復投影とスパース正則化の融合:実用的な単一ショット定量位相イメージングに向けたインラインホログラフィー
- 複屈折誘起位相遅延による混濁媒体におけるブリュアン力学イメージングの実現
- 低周波ラマン分光法:脱水によって誘発されるメタ安定状態を探索するための優れたツール
その他の論文要約はCobolt論文検索ページをご覧ください。
660nmレーザーのシリーズ
04シリーズ(固体レーザー)

初期からある全て固体レーザーのシリーズとなり、ファイバーピグテイル及びAOM付モデルもございます。04シリーズ 660nmレーザーの最大出力は100mWとなります。商品名はFlamencoです。
仕様はこちらになります。
05シリーズ(固体レーザー)

強励起が必要なレーザー波長を発生させるため、最も大きな筐体サイズとなります。
04シリーズよりも高い出力で発振可能の他、320nmや355nmレーザー光など、他のシリーズでは得られない波長を発振することができます。05シリーズ 660nmレーザーの最大出力は500mWとなります。商品名はFlamencoです。
仕様はこちらになります。
06シリーズ(半導体レーザー)


半導体レーザーの660nmとなります。オプションでファイバーピグテイルをお選びいただけます。
仕様はこちらになります。
08シリーズ(固体レーザー)

半導体レーザーのスペクトルを狭帯域化させたモデルと数種類の固体レーザーからなります。オプションでファイバーピグテイルとアイソレーターをお選びいただけます。
08シリーズ660nmレーザーの最大出力は100mWとなります。
仕様はこちらになります。
660nmレーザーの仕様
04・05シリーズ(固体レーザー)
| 660nm固体レーザー Flamenco | ||
|---|---|---|
| 04シリーズ | 05シリーズ | |
| 波長 | 659.6 ± 0.3 | 659.6 ± 0.3 |
| 出力 | 100 mW | 300, 500 mW |
| ビーム横モード | TEM00 M2 < 1.1 | TEM00 M2 < 1.1 |
| ビーム径 | 700 μm ±50 μm | 700 μm ±50 μm |
| ビームシンメトリー | > 0.95:1 | > 0.95:1 |
| スペクトル幅 | < 1 MHz | < 500 kHz |
| ノイズ(pk-pk) 20Hz〜20MHz | < 1 % | < 1 % |
| ノイズ(rms) 20Hz〜20MHz | < 0.1 % | < 0.1 % |
| 長時間安定度(±2℃, 8時間) | < 2% | < 2% |
| 拡がり角 | < 1.5 mrad (全角) | < 1.1 mrad (全角) |
| 波長安定性(±2℃, 8時間) | <1 pm | <1 pm |
| 消光比 | > 100 : 1(垂直) | > 100 : 1(垂直) |
| 保証期間 | 24ヶ月 | 24ヶ月 |
| 通信 | RS-232または USB | RS-232または USB |
| レーザーヘッドサイズ | 102× 60 × 40 ㎜ | 125 × 70 × 45 ㎜ |
| コントローラーサイズ | 190 x 72 x 28 ㎜ | 190 x 72 x 28 ㎜ |
※ファイバーピグテイルタイプの仕様は下記の04シリーズデータシートにございます。
04・05シリーズ データシートダウンロード
06シリーズ(半導体レーザー)
| 660nm半導体レーザー MLD660 | |
|---|---|
| 波長公差 | 660±5 nm |
| 出力 | 100 mW |
| 広がり角(全角) | < 1.6 mrad |
| ビーム横モード | TEM00 M2 < 1.2 |
| ビーム径 | 700 μm ±100 μm |
| ビームシンメトリー | > 0.90:1 |
| スペクトル幅 | < 1.2 nm |
| 光ノイズ(rms) 250Hz〜2MHz | < 0.2 % |
| 長時間安定度(8時間) | < 1 % |
| 消光比 | > 100 : 1 垂直 |
| デジタルパワーモジュレーション | 変調周波数:DC-10 MHz 消光比> 10 000 000 : 1 (>70dB) |
| アナログパワーモジュレーション | 変調周波数:DC-10 Hz 消光比> 10 000 000 : 1 (>70dB) |
| デジタルカレントモジュレーション | 変調周波数:150 MHz (3dB Bandwidth) 消光比> 10 000 000 : 1 (>70dB) |
| アナログカレントモジュレーション | 変調周波数:>300 kHz 消光比> 10 000 000 : 1 (>70dB) |
| 最大ベースプレート温度 | 50℃ |
| 通信 | RS-232又はUSB |
| レーザヘッドサイズ | 100 × 40 × 40 ㎜ |
| キーボックスサイズ | 82 x 56.6 x 32 ㎜ |
| 保証期間 | 24ヶ月または5,000時間どちらか早い方 |
06シリーズ データシートダウンロード
08シリーズ(固体レーザー)
| 660nm固体レーザー 08-DPL660 | |
|---|---|
| 出力 | 50, 100 mW |
| 横モード | TEM00 M2 < 1.1 |
| ビーム径 | 700 μm ±70 μm |
| ビーム対称性 | > 0.95:1 |
| スペクトル幅 | < 1 MHz |
| ノイズ(rms) 20Hz〜2MHz | < 0.25 % |
| 長時間安定度( 8時間) | < 2.0 % |
| 拡がり角 | <1.4 mrad |
| 消光比 | > 100 : 1(垂直) |
| 通信 | RS-232又はUSB |
| レーザーヘッドサイズ | 100 x 40 x 40 mm |
| コントローラーサイズ | 60 x 85 x 35 mm |
※ファイバーピグテイルタイプの仕様は下記の08シリーズデータシートをご覧ください。
08シリーズ データシートダウンロード
総合カタログダウンロード
Coboltレーザーの発振手順
Step 1:箱からレーザーヘッドとコントローラー等を取り出す。
Step 2:ヒートシンクにレーザーヘッドを設置する。
Step 3:レーザーヘッドとコントローラーにケーブルを差し込む。
Step 4:コントローラーにAC/DCアダプターを差し込む。
Step 5:キースイッチをONにする。
その他のCobolt社製レーザーの波長と出力のグラフ
波長320nm~1064nmのCWレーザーの波長と出力の関係です。
固体レーザーはシングル縦モード、半導体レーザーはマルチ横モードで高速変調が可能なモデルとなります。
お問合せフォーム
下記フォームまたはお電話にてご要望を承ります。どうぞお気軽にお電話くださいませ。
TEL: 045-550-7538
※弊社の個人情報取り扱いについてプライバシーポリシーをご確認の上、お問い合わせください。






